神奈川県川崎市中原区にあるもくぼ内科クリニックは、糖尿病や甲状腺疾患、生活習慣病の専門クリニックです。

アクセス
044-281-8415
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診療内容

Medical

糖尿病内科

わが国の糖尿病患者数は1000万人を超えるとされています。
高血糖により、網膜症、腎症、神経障害などの合併症が進むと、著しく生活の質が低下するだけでなく、内臓脂肪の蓄積により、糖尿病予備軍の段階からメタボリックシンドロームを併発して、心筋梗塞、脳梗塞などの動脈硬化による疾患リスクが増すことが知られています。
もくぼ内科クリニックでは、合併症を起こさず、進めず、生活の質を低下させることなく、健康的な生活をおくっていただくことを目標に、個々の患者様にあった適切な治療によって血糖を良好に維持できるよう支援します。
また、糖尿病治療の向上もあって、ご長寿の糖尿病患者様も増えています。
高齢糖尿病においては、認知症やサルコペニア(加齢に伴って起きる筋肉量と筋力の低下)、フレイル(高齢者で筋力や活動量が低下している状態)の発症が多いことが知られており、いかに健康寿命を延ばすかを考えながら治療しております。

1型糖尿病

1型糖尿病は、膵臓のβ細胞が壊れインスリン分泌ができなくなって発症すると考えられており、日本人の糖尿病患者さんの10人にひとりがこのタイプに該当します。
自身でインスリンを生成できないためにインスリンを自己注射する必要があり、食事や運動、血糖に合わせて適切にインスリンを補充することが重要です。
当院では、外来でのインスリン導入、インスリンポンプ療法、SAP療法も行っており、自己血糖測定やfreestyleリブレやリブレ2、リアルタイムCGM(Dexcom G7)を使用した血糖管理が可能です。
食事の糖質量に合わせて適切にインスリン量を注射するために、カーボカウントについても指導いたします。

2型糖尿病

日本人糖尿病の多くを占める2型糖尿病は、遺伝的素因と生活習慣が複雑に絡み合って発症するため、個々の患者様にあった適切な治療選択が必要です。
治療の基本は生活習慣の見直しと食事療法、運動療法ですが、最近の糖尿病薬物療法の進歩は著しく、個々の患者様にあった適切な治療によって良好に血糖を維持することが可能となってきました。
インスリン分泌の保たれている方には、まずは生活習慣の見直しを行い、肥満傾向の方には食事療法や運動などでの減量をすすめ、必要であれば体重を増やしにくい薬を処方します。
一方、家族歴濃厚でやせ型の方など、食事療法などの生活習慣の改善だけでは良好な血糖を維持できない場合もあります。
ご自身のインスリン分泌が少ない場合は、インスリン治療を含めた適切な薬物療法を提案いたします。
高血圧や脂質異常症、脂肪肝などを併せてお持ちの方も多く、高齢化とともに慢性腎臓病も増えてきています。
当院では、血糖、HbA1cのみならず、肝機能、腎機能、脂質(コレステロール、中性脂肪など)も院内で測定し当日結果をお示ししますので、ご自身の状態の把握や生活の振り返りを速やかに行っていただけます。

療養指導

フットケア

正しい爪の切り方、靴の選び方と履き方、スキンケアや足のトラブルを防ぐための予防策についても具体的に説明します。
必要に応じて爪切り、胼胝(たこ)の処置を糖尿病療養指導士の看護師を中心に行います。

栄養指導

看護師による食生活についての問診をもとに、患者様一人ひとりに合わせた指導を行います。
さらに、管理栄養士による具体的な栄養指導を行います。

甲状腺内科

甲状腺は喉ぼとけの下にある蝶の形をした臓器で、脳下垂体からの指令を受けて甲状腺ホルモンを産生しています。
甲状腺の病気は、甲状腺ホルモンの分泌に異常が起きたり、炎症が起きたり、腫瘍ができることでおき、比較的若い女性に多く見られる頻度の高い疾患です。
甲状腺ホルモンの過剰分泌により甲状腺機能亢進をきたすバセドウ病と甲状腺ホルモンの産生低下により甲状腺機能低下となる橋本病(慢性甲状腺炎)が代表的で、これらの治療は薬物療法が中心となります。
診断は、血液検査での甲状腺機能や自己抗体などの測定、甲状腺超音波検査などで行います。
当院では、院内で甲状腺機能(TSH、fT3,fT4)の測定が可能で、当日の検査結果をもとに適量の薬剤調節を行っています。
治療は長期間にわたることも多いため、自己判断で中断することなく内服を継続することが大切です。
甲状腺腫瘍の多くは良性で、小さいものでは自覚症状はほとんどなく、頚部の超音波検査で偶然発見される例も増えています。
腫瘍で悪性が疑われる場合には細胞診が必要となることもあり、専門の医療機関にご紹介しております。

生活習慣病

高血圧、脂質異常症、高尿酸血症、肥満症、睡眠時無呼吸症候群など現代社会で増加している様々な疾患に対応しています。
糖尿病の方ではこれらの疾患の合併も多く、心筋梗塞、脳梗塞などを動脈硬化疾患のリスクがより増加しやすくなります。
日中の眠気やいびきの増大などから睡眠時無呼吸が疑われる場合には、外来で簡易的PSG検査を行うことが可能です。
指先からの酸素飽和度等を測定し、治療が必要な場合には減量指導とともにCPAP療法も行っています。

診療の流れ

  • 受付
  • 問診※1
  • 採血・採尿など
  • 検査
  • 診療
  • 指導・処置
  • 処方※2
  • 会計
  • 再診の方は不要です。
  • 院内処方は投薬がインスリンのみで内服薬のない場合となります。
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